【後編】東集の歴史探索。これまでのあゆみを振り返る

2020年07月28日

東集の役員が振り返るこれまでのあゆみ。後編では業界の変化やそれに合わせた社内体制の変化といった組織面を中心に対談が進みます。さらにクレストホールディングス加入後の変化にまで踏み込んでいます。前編と合わせてぜひご覧ください。 

東集で一緒に働きたい人物像 

望田:ここまでは歴史や理念といった話題が中心でした。もう少しフランクな内容について教えてください。現在と過去を比較して感じることはありますか。

小山:昔は業務上がりに皆で一杯飲んでいくということがなかなかできなかったです。会社でも控えるようにと規定されていましたから。クレストホールディングスに加入してからはそのような事態はなくなりました。イベントの日程と内容が事前に周知されていますからね。

望田:社員同士交流を図るのは大切ですからね。東集のよさはどのようなところにあると思いますか。

小山:営業所間のつながりが強いところですかね。これまでは他の営業所と接点を持つということが少なかったのですが、今は縦と横と距離感が縮まっていると感じています。

望田:それこそ今は1人1台PCが支給されていて、グループ内、社内、多くの人数と常に交流ができるSNSが導入されているわけですから距離は大幅に縮まったでしょうね。東集は今後事業の拡大を見据えていて人員体制も強化していこうと考えているところですが、どのような方に入社してほしいですか。 

小山:この業界は職人気質な方が多いので、そういう方ともしっかりコミュニケーションを取れることが望ましいと思います。あとは「木が好き」とか「家づくりがすき」というような部分に思いの強い方であれば営業職としてしっかり仕事をこなしていけるでしょう。

望田:そうですね、そういう方であれば仕事をしていて楽しいかもしれませんね。東集のお客様はたくさんいらっしゃいますが、どのようなタイプが受け入れてもらいやすいとかあるのでしょうか。

小山:基本的な部分ですが、「約束はしっかり守る、できない約束はしない」というところでしょう。お客様の信頼を失うのは決して行ってはいけないですよね。

これまでの「東集」が与えるイメージ 

望田:私も最近、お客様とお話しする機会があったのですが東集を知っている方の多さに驚いています。皆さん、東集のことを知っていらっしゃるのですね。東集に対してどのようなイメージを持たれているのでしょうね。

小山:主に商品企画や特注品が得意ということで覚えていただいているのではないかと思っています。「価格が安い」と覚えていただいていることは少ないのではないでしょうか。商品カテゴリーだと「和室の東集」として覚えていただいている方が多いのではないかと思います。特に昔お付き合いをさせていただいていてしばらく時間が空いている方は特にその傾向が強いかもしれません。和室に力を入れていた時期もありましたから当然なのかもしれないですが、今は和室以外にも幅広い商品を扱っているのでそのイメージは変えていきたいです。

望田:私もそのイメージをお持ちの方が多いように感じています。和室は取扱量が絶対的に減少していることもあって先行きが不安な部分もありますので、和室のイメージを変えていくことは必要でしょうね。カタログも和のテイストが強い気もしますし。

小山:はい。「階段」や「フローリング」といった商品が今の主力なので和室のイメージとはだいぶかけ離れているのが実際のところです。

望田:今は洋風も取り扱っているということを、今後多くの方に知っていただけるような活動も必要になってきますね。

小山:そういう取り組みで行くと名刺も一新したので、少しずつイメージを変えていこうという活動が始まっていますよね。これまでの名刺とはイメージが異なっていて「木材」の雰囲気さえ感じられないかもしれません。

望田:様々な新しい取り組みも必要になってくるでしょうね。昔と比べて東集に限らずもう少し大きな視点で業界が変わってきていると感じることはありますか。

小山:これまでは既製品を在庫として保有して大工の方が組み立ててという流れが主流でした。ところが、業界自体が変わってきておりプレカットが普及してきたこともあって物流の在り方が変化しています。20~30年程前の話ですが、早朝に木材がまとめて届いてそれを捌くのにかなりの時間を費やしていました。営業所ごとに従業員総出で対応していた時期もありその頃は職種分担があるようでないような状況でした。今は営業所ごとに物流担当、営業担当のように役割分担が明確になっていますね。 

望田:業界の状況が変化していく中で社内体制もその都度ごとに見直していったのですね。

小山:昔は外勤と内勤を分けて2人1組のチーム制で業務を行っていた時期もありました。外勤で事務所を空けているとお問い合わせに対応できなくなる可能性があったので内勤がいることで回答も含めてお見積りもすぐにお答えできる体制を敷いていました。

望田:環境の変化に応じて社内体制も変えていかなくてはならないですね。そういう意味ではもうすぐクレストホールディングスのグループとなって1年が経とうとしていますが、社内体制的な部分での変化はありますか。

小山:そうですね、グループ参画後はこれまで通りのやり方を続けていけばいいのかと考えていて、何がどのように変わっていくのか私自身も想像できていませんでした。実際のところは社内SNSによる連絡が取りやすくなったこと、パソコンが支給され出先からでも画面を開いてWebで打ち合わせに参加できるようになったこと等、恩恵を受けることが多いように感じます。急激な変化もあった中でそれを社内全体がしっかりと受け入れることができたことが大きかったのではないでしょうか。特にSNSだと文字で残すことができるのでそのコメントに気付いた別の人がフォローしてくれたりもするわけです。やり取りの流れが変わりましたね。支店間の距離も縮まったのでリアルタイムで他の営業所がどのような状況なのかも分かるわけです。

望田:情報共有がいかに大事なのかが分かりますね。最後の質問ですが、今後の東集をどのようにしていきたいというような展望はありますか。

小山:今後、方向転換を行ったとしても、これまでお付き合いをさせていただいたお客様を大切にするということは大前提として頭の中に置いておかなくてはならないです。東集自体としても今後も多くのお客様に支持していただけるように事業を展開したいです。

望田:企業としても業界に対して活性化していけるような存在になっていきたいですね。

小山:これまでは守りの経営に入っていた部分があったかもしれません。これからは先行投資もしっかりと行い守りの姿勢を変えていく必要があると考えています。

望田:これからの東集は攻めの姿勢が必要になってきますね。それによって、これまでとは違った景色が見えてくるかもしれません。若いメンバーも含めて今後は人員も増えていくでしょう、これからの東集が楽しみですね。