【謹賀新年】本年もよろしくお願い申し上げます。

2020年01月01日

新年あけましておめでとうございます。

株式会社東集代表取締役社長の永井俊輔で御座います。 

日頃東集にて木材を仕入れて頂いているお客様、私達のビジネスを支えてくださっているお取引先様、東集が納品した木材のお家で暮らし、新年の元旦を迎えたお客様、また様々な形で名刺交換させて頂いた皆様、そして家族よりも多くの時間を東集及びグループ企業の仲間と過ごしている従業員の皆、そしてそのご家族の皆様。

全ての関係ある皆様におかれまして、本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。


 年頭のご挨拶ということですが、私自身も東集の代表に着任させて頂いてからまだ間もない新参者であります。一方で目線を変えれば、他業界から来た新参者だからこそ見える、この業界がどういう未来を歩むべきなのかというアイデアがあるのも事実です。弊社東集が今年からはどのような未来に進むべきであるか、そして東集のトップとして私が何を考えているのかをここに記載させて頂こうと思います。

代表取締役社長 永井俊輔
代表取締役社長 永井俊輔

グループ化後の経過

 既にニュースや業界新聞または弊社からのお手紙等でご存知の方々も多いかと思いますが、東集は2019年9月にクレストホールディングス株式会社という企業のグループ会社となりました。

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 ガラッと一気に何かを変えるのではなく、過去の歴史や方法論を重んじながら、大胆かつ繊細にビジネスを現代風にアップデートしています。#家族を働かせたい会社を創る をスローガンとして、ロゴの変更を皮切りに、キレイになってゆくオフィス、全営業職に配布されたiPhoneとノートPC、Gmailの環境や整備されゆく社内システム、そしてグループ全社で会話ができるWorkplaceという社内SNS、会社の文化の醸成などが想像以上に順調に進んでいます。

 何より社長の私として喜ばしいことは、この変化に対して嫌な顔1つせずに変化を受け入れる気持ちを持ってくれ、そして変化した結果に対して喜んでいる従業員の皆の笑顔です。

 従業員の皆には本当に頭が上がりません。(この場を借りて御礼させて下さい!)


また、クレストホールディングスが東集をグループに迎え入れることに関するニュース等を見て、業界の雄と言われるような大企業の方々から「永井が何を考えているのか話を聞きたい」とお声がけを頂き、沢山の新しい接点を頂くことができました。多くの方々が新しい東集と一緒にこの業界に対してイノベーションを起こしてゆきたいとおっしゃって頂いた言葉には、本気でこの業界に対して深い情熱を強く感じました。まだまだ不勉強な私ではありますが、この業界関係者の皆様の内に秘めたる情熱に対してベクトルを生み出し、そのベクトルを向けるべき新たな方向を定めて未来を形成する責務があると強く感じております。

更に、昨年末には林業のイノベーションを謳う「ソマノベース」というイベントにも招待頂き、まさか業界の新参者の私を登壇させて頂くような機会も得ました。

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この中で知り合うこととなった方々と今年の2月には植林体験をさせて頂くこととなりました。木材販売という市場だけではなく、その前工程の林業ビジネスに関する知見も深めることでより当該ビジネスのバリューチェーン全体の最適化をすることがまた1つ大きな社会的意義の実現になろうかと思っています。

ソマノベースイベント当日の集合写真
ソマノベースイベント当日の集合写真



業界の価値向上を目指して

前述の通り、当業界の様々な知見が深い方々と対話する中で、複数の方々から林業や木材関連の従事者の地位が欧米エリアと日本では雲泥の差ほど欧米における地位が高い、という話を聞きました。「フォレスター」という職種は非常に高い地位であり、医者や弁護士という有資格者と同格なほどに崇高な仕事として認知されているのだと言います。

一方で日本国内はと言うと、当該産業に対する従事者は年々減少傾向にあり、また平均年収などもそう高くなるわけもなく、言うならば「斜陽産業」の1つであるような印象を多くの当該産業に従事されている方々が思っていることなのではないかと体感しております。

この差がどこにあるのかはまだ私には明確に紐解けてはおりませんが、1つ間違いなく言えるのは「儲かる産業に変革しなければならない」ということです。

儲かる産業にするためには何が必要なのか、それは私達この業界の前後に流れる複数の産業と産業の間の情報網が1つの鍵となることは確信しております。


いずれにせよ私達に課せられている重要な使命はこの産業を未来に引き上げることです。幸いなことに、私永井は経営者の1人として、過去に複数の産業にイノベーションを与えてまいりました。看板屋のクレストにはリテールテックという産業を付加し、看板というものに「目」をつけて価値を変革することに着手しているという事実があります。またその裏側ではバリューチェーンの変革、組織化、そして社内業務のデジタル化などを通じて、単なる看板屋が「リアル店舗のプラットフォーマー」と言われる形になりゆけるまで成長を遂げたいというビジョンを持てるような企業にまで作り上げてきた実績があります。このような私の知見が木材産業でどのように活かせるかはまた数年後の東集の姿を見ていただかないとわからないことかもしれませんが、なんだかこの経験には再現性を見いだせるような気がして、日々ワクワクが止まらないということが昨今の私の心境であります。

 この業界をどのような未来に進めるかも、全て私達が今何を考え、そしてどう行動を起こすかにかかっています。


では、その一歩を踏み出すために今私達に求められていることは何でしょうか。


不確実な未来の「創り手」になる6つの要素

2019年、これまで競合として意識もしなかったベンチャー企業が突然現れ業界をかっさらっていく光景をもう多数見てきたと思います。次の未来もあらゆる変化が起きることは間違いありません。

 日本でもテクノロジーは指数関数的に技術が進歩し、キャッシュレス化が進み、定額ビジネスが当たり前になり、イノベーションはより加速度を増して進みます。

 一方で、このような時代だからこそ、5年先、10年先の時代の変化を予測することはかなり困難を極めます。

 そんな時代において、私達が今求められていることは以下の6つなのではないかと私は考えており、それをまとめてこのブログを締めくくらせて頂きます。

1)情熱を持とう

主体性と向上心を備えた、熱い情熱こそが夢を実現するための根幹となるのだと信じています。どんなに大きな夢や希望を抱いても情熱がなければそれを実現するまでに夢半ばで折れてしまうかもしれません。


2)品格を持とう

自らに高い目標を課した真摯な行動により、最高のパフォーマンスを発揮することが大切です。ずる賢い方法や最適ではない方法で儲けることになんの価値もありません。全ての利害関係者が最適な価値を生み出すこと。それは即ち品格ある業界のイノベーションだと考えています。


3)感謝しよう

顧客だけでなく、あらゆる人々への感謝の気持ちを大切にしなければなりません。私はこの感謝することを忘れてかけている産業が、衰退に向かい始める第一歩なのではないかとさえ思うほどにこれを重視しています。全ての利害関係者と自然に感謝することができる産業こそ、未来を切り開く価値があります。


4)未来を信じよう

イノベーションの先には、明るい未来があると信じることもまた大切です。どうしても変革を恐れて「今のままでいることがベスト」と頭が固くなってしまう人もこの世にはいるのは事実です。私達はこの未来を切り開く側として、自分たちが考え抜いた未来を信じ抜くことが大切です。


5)愛情を持とう

愛情を持った人間とは、相手を思いやった行動を取れる人間であり、組織論においてはこれが本当に重要です。社内外関係なく、愛情のある最高のチームこそが最高のパフォーマンスを発揮するのだと考えています。


6)学び続けよう

そして、価値を発揮し続けるためには、継続的な学びが必要不可欠です。1日1冊の本、毎日流れ行くあらゆるニュースを読んで学び、何らかの分野で高い叡智を持つ人の話を聞き、努力の集積の総量を高め、そしてそれを活用して自分の頭で考え抜くことが大切です。


この6つのループを続けることで、考え抜いたアイデアをまた他の考え抜いている愛情ある仲間と共に情熱を持ってぶつけ合い、その考えをまたより深いものへと導いてゆく。そこで導き出した未来を信じ、その実現のために品格のある手法でビジネスを未来にすすめてゆく。このようなサイクルで互いを高め合う仲間を集めて繋がることが、5年先、10年先の未来を作る側としての第一歩となりうると信じてやみません。


 2020年、私永井を含む東集の社員一同、この業界に新たな変革を起こすために、努力を続ける文化を作ってゆく所存です。是非このブログに共感して下さったの読者の皆様、私や弊社のメンバーと何らかの接点を持つことがあれば、互いの夢をシェアし合うお時間を少しでも頂けたら、世界を変えゆくであろう私達そして皆様にとってこれ以上の糧となる時間はありません。

 共に世界を変えて参りましょう。


2020年 元旦

株式会社東集

代表取締役社長 永井俊輔